癌免疫療法
免疫細胞であるT細胞を培養、
増幅させて体内に戻すことにより、
悪性腫瘍の緩和治療を行います。
当院では癌治療に対して免疫療法を行っています
悪性腫瘍に対しては、外科手術・抗がん剤治療・放射線照射治療の3つが、現在主要な治療法として確立されています。しかし、中には悪性腫瘍がかなり進行してしまい、効果的な治療法がない場合や、腫瘍の合併症を併発することにより、上記の治療法に耐えられない動物もたくさんいます。
そこで、第4の治療法として当院では免疫療法に力を入れております。 免疫療法は、副作用がほとんどなく、延命効果が期待できます。そのことにより、動物たちの生活の質(QOL)を高め、さらに他の治療法との併用も可能なため、更に治療効果をあげられる可能性があります。
方法は、動物の血液から、免疫を担うT細胞を取り出します。これを、免許を持った免疫療法のプロが専用の環境・試薬を用いて2週間培養します。そうしてより強化・増殖させたT細胞を体の中に戻すことにより、動物が本来持つ免疫力を強化し、治療効果を上げるというものです。 悪性腫瘍を患ってしまい、効果的な治療法がなくお悩みの方、免疫療法にご興味のある方、当院スタッフがご相談に応じますので、ご連絡お待ちしております。